とことん木を楽しむ 本別で4年ぶりツリーフェス開催
【本別】木だけを楽しむイベント「ツリーフェスティバルin本別 KIDAKE」が14日、本別町内の本別公園静山キャンプ村で開かれた。町内外から訪れた多くの人が木漏れ日の中、まき割りや木製バットを使ったトスバッティングなどで体を動かし、木製品を買い求めた。
同町や町森林組合、十勝総合振興局、林業関係企業などでつくる実行委員会(岡崎貴司実行委員長)が4年ぶりに開催。開会式で佐々木基裕町長は「木のぬくもりや優しさを肌で感じながら、秋の一日を満喫してほしい」とあいさつした。
町内外の林業団体や業者、木工作家らのブースでは、マイ箸作りや高さ15センチほどのミニチュアの家作り体験などが行われた。キッチンカーの出店やステージライブなどで盛り上がった。
町森林組合が担当した丸太切りは2人1組で挑戦。帯広豊成小2年の山川蓮太郎さん(8)は、父の洋平さん(41)と一緒に本別産のカラマツをのこぎりで切り落とした。厚さ5センチほどの木を手に「楽しかった。思ったよりも大変で疲れた」と笑顔。やすりできれいにして鍋敷きにすると持ち帰った。(北雅貴)