黒々コンブ 広尾沿岸で漁スタート
海の中からコンブを引き上げる漁業者(21日午前5時半ごろ、広尾町沿岸)
【広尾】広尾町内の「黄金道路」(国道336号)沿いの海岸で21日、コンブ漁が始まった。漁業者は磯舟で一斉に海に繰り出し、海中から黒々と輝くコンブを引き上げた。
広尾沿岸に夏を告げる「採りこんぶ漁」。広尾産はミツイシコンブに分類され約7メートルにもなる。小舟を使用し、天日乾燥するため、晴天の凪(なぎ)の日を選んで行う。漁期は10月下旬ごろまで。
広尾漁協は今季の解禁日を15日に設定したが、曇天で延期が続いていた。この日は午前5時に漁がスタート、水揚げされたコンブは次々と軽トラックで干し場に運ばれ、広げられた。
昨季のコンブ漁は、一昨年に発生した赤潮の影響で生育が悪く、出漁できたのは数日に限られた。地元の漁業者は「今年は量が多く長さも上々。昨年よりはいい」と、一様に期待していた。
広尾沿岸では、しけで浜に寄ったコンブを採る「拾いこんぶ漁」も行われている。(能勢雄太郎)
黒々コンブ 広尾沿岸で漁スタート
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黒々と輝くコンブを引き揚げる漁業者(21日午前5時40分ごろ、広尾町沿岸)
黒々コンブ 広尾沿岸で漁スタート 3
広尾町音調津漁港に水揚げされた黒々と輝くコンブ(21日午前6時20分ごろ)
コンブ漁がスタートし、一斉に繰り出した小型船(21日午前5時半ごろ、広尾町沿岸)
コンブ漁がスタートし、一斉に繰り出した小型船(21日午前5時半ごろ、広尾町沿岸)
コンブ漁がスタートし、一斉に繰り出した小型船(21日午前5時半ごろ、広尾町沿岸)
黒々と輝くコンブを引き揚げる漁業者(21日午前5時40分ごろ、広尾町沿岸)
黒々と輝くコンブを引き揚げる漁業者(21日午前6時20分ごろ、広尾町音調津漁港)
黒々と輝くコンブを引き揚げる漁業者(21日午前5時40分ごろ、広尾町沿岸)
黒々コンブ 広尾沿岸で漁スタート 11
黒々コンブ 広尾沿岸で漁スタート 12