ドローンと気球が夜空彩る 上士幌でドローンショー
【上士幌】発光ダイオード(LED)電球を搭載したドローン300機が夜空を彩る「春のドローンショー2023」が3日夜、上士幌町航空公園で開かれた。町内外から多くの人たちが訪れ、最先端の技術を駆使した豪華なショーに、歓声が上がった。
ドローンショーは2年ぶりの開催。町や町商工会、町観光協会、JA上士幌町などで構成する実行委が主催。ドローンは宙に舞い色鮮やかに輝きながら、隊列を組んで旋回。タンポポの綿毛や桜、羽ばたくチョウなど春らしい模様を次々と表現した。
また、4機の熱気球を係留し、バーナーをたくとカラフルな球皮部分がちょうちんのようになり周囲を幻想的に照らし出す「バルーングロー」も同時に行われ、来場者らを魅了した。
幕別札内南小学校5年の戸梶惺太(せいた)君(11)は「バルーングローとの共演が幻想的だった」、弟で同3年の颯斗(はやと)君(9)は「特に桜がきれいで、びっくり」と笑顔を見せていた。
ショーは4日も午後6時半から開催(天候次第で中止)。同日、火おこしやまき割りなどアウトドア体験も実施。問い合わせは道の駅かみしほろ(01564・7・7722)へ。(大健太郎)
ドローンと気球が夜空彩る 上士幌でドローンショー