欲しい情報を町民の元へ 士幌町がLINE開設
【士幌】士幌町は9月、無料通信アプリLINE(ライン)の公式アカウントを開設した。町はこれまでもホームページやFacebook(フェイスブック)などを通じてさまざまな情報を発信。高木康弘町長は「ラインは幅広い世代に身近なソーシャルメディア。士幌町の取り組みを知ってもらうきっかけになれば」と期待している。
町は、より手軽に町民が情報を受け取れるようにとラインに着目。画面は必要な情報を入手しやすいデザインとし、防災やごみ分別、子育て教育など生活に役立つ九つの項目を設け、町の公式ホームページにもつながるようにした。
アカウントを友だち登録し、画面のメニューから必要な情報を探す。例えば、ごみの収集日や捨て方、水道開閉栓の申請、災害時の最寄りの避難所などが分かる。新型コロナウイルスワクチンの接種予約(24日から)もでき、申し込み内容の確認や変更、取り消しも可能。
このほか、「通報」の機能では、町内で道路舗装や公園遊具などの損傷を見つけた場合、位置情報の地図をライン上から送信することで、担当課に情報が届く。受信設定に性別、居住地域を設定すれば、それに見合った情報を受信できる機能も。町外の人には、ふるさと納税関連の情報も来る。
町総務企画課広報広聴担当の長岡直美担当主査は「タイムリーな情報をどんどん追加していきたい」、戸水祐也主任は「利用者のニーズに合わせて情報を届けたい」と話している。
ラインアプリの友だち追加画面で「士幌町」公式アカウントを検索して登録する。アカウントIDは「@shihoro」。
問い合わせは町総務企画課広報広聴担当(01564・5・5212)へ。(大健太郎)
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