みんなのジャガイモ、いも団子で召し上がれ 帯調生が園児に振る舞う
帯広調理師専門学校(遠藤珠子校長、学生21人)の学生が26日、隣接する第一いずみ幼稚園(能代雅彦園長、園児116人)の園児が収穫したジャガイモを、いも団子に調理して振る舞った。
園児が8月に芽室町内の早苗農園(早苗豊代表)で収穫したジャガイモを使い、学生17人がかりで370個の団子を作った。昼前に同園に届け、伊藤瑠花さん(18)が「みんなの掘ってきたおいもで、おいしいいも団子を作ったので、食べてください」とあいさつすると、園児たちは「はい!」と元気よく返事した。
「ありがとう」と学生に何度もお礼をしていた山本瀬夏ちゃん(6)は、以前にきなこ味のいも団子は食べたことがあるというが、この日振る舞われたしょうゆ味などに興味津々で、「全部食べたい」とはじける笑顔を見せた。(山田夏航)