信金特産自販機 4台目は中札内フェーリエンドルフに設置 ジンギスカンや豚丼ボールなど
【中札内】キャピタル・ゼンリン(帯広市、米田健史社長)が運営するグランピングリゾート・中札内フェーリエンドルフ(中札内村南常盤東4線)内に、ジンギスカンなど十勝の特産品が買える自動販売機が登場した。
同事業は帯広信用金庫が管内事業者をパートナー企業に、特色ある地場産品が買える自動販売機を設置する。事業展開にあたっては公益財団法人・日本財団「わがまち基金」を活用し、事業者応援「十九勝(とくかち)プロジェクト」と銘打ち、コロナ禍の打開や人手不足対策などとして進めている。
中札内は4カ所目。グランピングなどの利用者のニーズを予想し、味付ロースジンギスカン(1500円、かんの精肉店)や豚丼ボール(1000円、びさん)、北海道フロマージュ(1200円、十勝トテッポ工房)など7品を提供。設置は8月5日で、帯信金の八木智専務理事や米田社長、同社の西麻衣子取締役が見守った。
同社の志鎌周経営企画室長は「売店は夜8時で閉店するので、利用者の利便性向上につながっている。目立つので立ち止まる人も多く、多い日で2ケタの利用があった」と話している。(佐藤いづみ)
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グランピングリゾート・中札内フェーリエンドルフでは、レストランのランチ営業もスタートした。志鎌室長は「オリジナル豚丼やポークカレー(各1000円)などがお薦め」と話している。