園児描いたTシャツずらり 広小路夏まつり開幕
「おびひろ広小路夏まつり」(帯広広小路商店街振興組合主催)が6日、帯広市内中心部の広小路で開幕した。新型コロナウイルスの影響で2020年度から開催を見合わせている「おびひろ広小路七夕まつり」の代替イベント。子どもが描いたTシャツが飾られ、道行く人たちの目を楽しませている。7日まで。
同組合としては3年ぶりの祭り開催。七夕飾りの製作は密になるため、代わりにTシャツを飾る「Tシャツひらひら展示」を企画した。広小路の歩道沿いには海やスイカ、花火など夏らしい絵が描かれた約200枚のTシャツが並ぶ。
古着を回収してポリオワクチンと交換するチャリティーイベント「古着deワクチン」も開催。協賛イベントとして、帯広西1条中央商店街振興組合(柳澤一元理事長)が西1条通で縁日も開催しており、にぎわいを見せている。
友人と6人で来場した石井裕也さん(17)=帯広北高3年=は「久しぶりの祭りで楽しかった」と笑顔。帯広広小路商店街振興組合の吉田克司理事長は「楽しみにしてくれた人が多く、再開できて良かった」と話していた。(津田恭平)