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ますや麦音に放送スタジオ開設 社員DJがネット配信

開設されたスタジオで自慢のパンを持ち、「商品のドラマや生産者の情報を積極的に発信したい」と話す大川原さん

 パン製造販売の満寿屋商店(帯広市、杉山雅則社長)は、麦音店(市内稲田町南8線)内に放送スタジオを開設し、来年から十勝産にこだわったパンの情報や、つながりのある生産者の思いなどをインターネット配信で店内外に発信する。同社は「パン店では全道的にも珍しい試み」とする。1月2日に開局記念放送を行う。

 名称は「麦麦ベーカリースタジオ」。従来、倉庫だったスペースをラジオブース風に改装する。7・8メートル×1・7メートルほどの広さに、ミキサーやマイクなどを配置。「DJ」は、市内FMラジオ局でパーソナリティーを務めた経験がある、同社の大川原典宏広報・課長代理が担当する。

 同社では十勝産の原料の活用を推進し、生産者とのつながりを重視。現在はパンに使う小麦は100%十勝産。こうしたこだわりや商品に関して、店内POPのほか、インスタグラムやフェイスブック、ホームページなどでも情報発信している。放送スタジオの新設は、さらに情報発信を強化するのが狙い。

 放送は当面、毎週土曜日の午前11時~午後1時。2部構成で、前半はスタッフのお薦めパンコーナーなど、後半は関わりのある生産者などをゲストに招き、こだわりなどを紹介する番組とする。店内放送部分もあるが、特に後半は、同社のYouTubeチャンネル「ますます十勝チャンネル」を通じ、ライブ配信も行う。

 初回は午前10時開始。生産者ゲストは前田農産食品(本別町)の前田茂雄社長。

 開局を記念し、麦音限定で1月4日~2月末の期間中、同チャンネル登録者対象にドリンク1杯を無料サービスする。

 大川原課長代理は「より十勝を、生産者を、『ますや』のパンを愛してもらえる番組にしたい」と張り切っている。問い合わせは麦音(0155・67・4659)へ。(佐藤いづみ)

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