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ひんやり別世界 リンク造り本格化 気温差25度 明治オーバル

25日のオープンに向け、ホースでリンクに温水をまく市文化スポーツ振興財団の職員ら(助川かおる撮影、18日午前10時50分ごろ)

 明治北海道十勝オーバル(帯広市南町南7線)で、屋内スピードスケート場のリンク造り作業が本格化している。施設を管理・運営する帯広市文化スポーツ振興財団の職員らが25日のオープンに向け準備している。リンク内の室温は約11度と、連日のうだるような暑さとは対照的にひんやりしている。

 リンク造りは1日から始まり、室内を徐々に冷やした後、1周400メートルの氷上に特殊素材の和紙でラインを引く。17日から行っている散水は約60度の温水を薄い氷の上にまく作業。1日7回、5日間行う予定で、30ミリの厚さを目標に少しずつ氷を厚くしている。18日は午前9時すぎから、同財団職員ら約10人が4つのグループに分かれてリンク上に満遍なく温水をまいた。

 9月4~5日には、同所で今シーズン初の大会「明治北海道十勝オーバルスピードスケート競技会」も予定されている。リンク整備を手掛ける同財団の後藤学主事は「ここ数年は夏でも湿度が高い日もあり、リンク造りは工夫が必要。滑る選手たちが気持ちよく利用できるよう準備を進めたい」と話していた。(本田龍之介)

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  • ホースでリンクに温水をまく財団職員ら(助川かおる撮影、18日午前10時50分ごろ)

    ホースでリンクに温水をまく財団職員ら(助川かおる撮影、18日午前10時50分ごろ)

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