「たにぽん」2店目、イーストモールに 谷保製菓
谷保製菓(帯広市、谷保祐司社長)は20日、マックスバリュイーストモール店(帯広市東4南16)に菓子店「おかしのたにぽん帯広東店」を開店する。たにぽんは昔ながらの「まちの駄菓子屋」の雰囲気を残し、楽しい品ぞろえで人気を呼んでいる。家族連れの買い物客が多いイーストモールに出店し、売上増を図る。
同社は菓子類卸を主力に、小規模商店にも商品を供給している。近年、商店の廃業が続く傾向を踏まえ、2013年に帯広市内で「たにぽん」を開業した。
「たにぽん」は幅広い菓子の品ぞろえが好評で、営業エリアとする道東を中心に1年に1店程度のペースで店舗を増やしている。直近では19年に上川管内東神楽町に出店している。
帯広東店の出店は3月ごろから検討。道内では7店舗目、帯広では2店舗目。イーストモールの集客力の高さを踏まえ、既存の帯広店と客の奪い合いにならないと判断し、出店を決めた。店舗面積は約40平方メートル。駄菓子を中心に800~900種類の菓子を販売する。
谷保社長は「今後は十勝以外でも同じ地区への2店舗目の出店を含めて検討したい」と話している。
帯広東店は午前10時~午後7時に営業。無休。20~21日は購入客にうまい棒を進呈する。問い合わせは同店(0155・23・3698)へ。(本田龍之介)