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芽室町 7月上旬から小中学校トイレに生理用品

 【芽室】経済的な困窮などから生理用品を手に入れることが難しい児童・生徒のため、芽室町は7月上旬から、町内の全小・中学校の女子トイレに無料の生理用品を置く取り組みを始める。

 生理用品をめぐっては、新型コロナの影響による困窮や母親がいないなどの理由から、手に入れられない、交換頻度を減らすなどの「生理の貧困」が全国的な課題になっている。

 町は6月に全小・中学校に調査を行った。新型コロナが要因で生理用品を入手できない児童・生徒の存在は把握できなかったものの、「顕在化していないだけで、必要としている児童・生徒がいる可能性がある」(町教委)としてトイレへの設置を決めた。

 期間は来年3月までの予定で、その後は様子を見て判断する。設置方法は各校に任せる。町内の小・中学校ではこれまでも保健室で無償提供していた。

 町教委は「『生理の貧困』に陥っている子どもを救えれば。保健室の機能も重視した上で進めていきたい」としている。(松田亜弓)

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