リンクでに歓声響く 南中音更小で最後の氷上祭
【音更】今年度末に閉校する南中音更小学校(水口一校長、児童8人)は27日、校庭のスケートリンクを使って「氷上祭」を行った。児童や南中音更へき地保育所の園児、保護者、地域住民ら約60人が集まり、氷上を元気に滑走した。
今季は雪不足に見舞われたが、同校PTA(真柄岳訓会長)の造成委員会(吉田晃和委員長、委員5人)がリンク造成に当たり、14日にリンク開きを行った。
開会式で水口校長が「素晴らしいリンクを造っていただいた皆さまにとても感謝」、真柄会長が「最後の滑りを目に焼き付けてほしい」とあいさつ。幼児と学年ごとに50~1000メートルの距離別で滑走し、教職員や保護者らの声援を受けてタイムを計測した。
幼児と児童によるみかん拾いや全員参加の宝探しも盛り上がった。3年の栁瀬結良さん(9)は「(いつもより)タイムはちょっと遅かったけど、楽しかった」と話していた。(村西信一通信員)