藤丸で「縁起福袋」の詰め込み作業 ２日の初売りで販売
手作業で商品が詰められ、次々に仕上がっていく福袋（２８日午前１１時すぎ、藤丸で。小山田竜士撮影）
地元百貨店の藤丸で２８日、来年１月２日の初売りで販売する「縁起福袋」の袋詰めが行われ、担当者は客の「福」を願いながら作業に励んだ。
藤丸の縁起福袋は今年と同様、婦人雑貨や寝具類、スポーツ関連品、東急ハンズのお楽しみセットなど１２点で１万円。１００セットを用意、すでに事前整理券の配布も始まっている。
この日は店内裏側で午前１０時半すぎから従業員６人で袋詰め作業。菊地研一営業企画課長は「２万５０００円以上の品が入ったお得品。すでに７割近い予約が入っているが、今からでも間に合います」とした。
藤丸の初売りは２日午前９時半から。新型コロナウイルス対策としての混雑防止の観点から、当日の縁起福袋の引き渡し時間を、従前の開店後３０分間から同２時間半に拡大した。
全館の福袋は予約分も含めて約５０００個を用意する。来年のえとにちなみ、「豊西牛一頭まるごと食べよ」（１万８０００円）と銘打ったものや、創業年にちなんだ１２１万円の品などもある。一部テナントでは福袋からセールに切り替えたという。
イトーヨーカドー帯広店、イオン帯広店、長崎屋帯広店、ＭＥＧＡドン・キホーテ西帯広店は来年も元日から営業。（佐藤いづみ）
