十勝毎日新聞 電子版

Tokachi Mainichi News Web

理想のあんづくり目指す 小豆生産者と菓子メーカー連携

折笠農場で行われた「とかちゆめあずきプロジェクト」の小豆の収穫作業。右端は折笠代表

 【幕別】菓子製造メーカーと小豆生産者が連携し理想の餡(あん)づくりを目指す「とかちゆめあずきプロジェクト」で、収穫期を迎えた小豆の収穫作業が13日、町軍岡の折笠農場(折笠健代表)の畑で行われた。

 和菓子製造の十勝大福本舗(幕別町、駒野裕二社長)と同農場による共同プロジェクト。

 栽培する小豆は、普通小豆のエリモショウズ、きたろまん、きたのおとめ、白小豆のきたほたる、エリモショウズの5種類で、今年6月に種まき作業を行っていた。栽培面積は合計で0・4ヘクタール。

 プロジェクトでは、消費者が求める小豆の味を追求し、栽培方法の研究や新商品開発に取り組む。今後、収穫した小豆を同じ製法で餡にして菓子づくりを行う。年明けにも消費者のモニター調査を実施し、栽培方法の改良や商品開発に生かしていく。

 折笠代表(51)が収穫機械を運転し、畑から手際よく小豆を収穫。「無事に収穫できて良かった。小豆の出来も良く、あんができるのが楽しみ」と話した。収穫量は約720キロを見込む。

 十勝大福本舗の磯部享営業本部事業開発部次長(57)は「各品種の良さを生かした菓子づくりを進めたい」と話していた。(岡田優人)

関連動画

  • 理想のあんづくり目指す 小豆生産者と菓子メーカー連携

関連写真

  • 理想のあんづくり目指す 小豆生産者と菓子メーカー連携 2

    理想のあんづくり目指す 小豆生産者と菓子メーカー連携 2

  • 理想のあんづくり目指す 小豆生産者と菓子メーカー連携 3

    理想のあんづくり目指す 小豆生産者と菓子メーカー連携 3

  • 収穫した小豆の出来を確認する折笠代表(左)と磯部次長(右)

    収穫した小豆の出来を確認する折笠代表(左)と磯部次長(右)

  • 理想のあんづくり目指す 小豆生産者と菓子メーカー連携 5

    理想のあんづくり目指す 小豆生産者と菓子メーカー連携 5

  • 収穫した小豆の出来を確認する折笠代表(中央)

    収穫した小豆の出来を確認する折笠代表(中央)

更新情報

横断歩道ルポ 渡れない横断歩道どうすれば 手を挙げて「合図」一定効果

紙面イメージ

紙面イメージ

11.25(月)の紙面

ダウンロード一括(85MB) WEBビューア新機能・操作性UP

日別記事一覧

前の月 2024年11月
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

十勝の市町村

Facebookページ

記事アクセスランキング

  • 昨日
  • 週間
  • 月間

十勝毎日新聞電子版HOME