給食に幕別産メンチカツ 木川商店が提供
【幕別】木川商店(幕別、萩原滋代表)が製造する“オール幕別産”のどろぶたメンチカツが9日、町内の小・中学校の給食に提供され、子どもたちが地元の味に親しんだ。
どろぶたメンチカツは、町忠類のエルパソ牧場(平林英明代表)の放牧豚の肉と町内産タマネギを使用。地域の子どもたちに地域の食材を知って味わってもらいたいと、同商店が無償提供した。
幕別小(山田洋校長、児童157人)6年生の教室で開かれた試食会には萩原代表と平林代表、飯田晴義町長と菅野勇次教育長が訪れ、児童らと机を並べ給食を味わった。
武田煌生君(11)は「普通のメンチカツよりも肉がぎっしり詰まっていておいしい」、福原琉心君(12)は「味がしっかりしていて食べ応えがある」と笑顔。萩原代表は「今後も機会があれば幕別のおいしいものを提供していきたい」と話していた。
同商品は同商店やオンラインショップ、各地のイベントなどで販売しているが、学校給食に提供するのは初めて。幕別地区の全小・中学校と保育所、中札内高等養護学校幕別分校、忠類地区の小・中学校と保育所に合わせて2620個を用意した。(杉原輝美通信員)