十勝毎日新聞 電子版

Tokachi Mainichi News Web

かれんな薄紫 更別で亜麻の花が見ごろ

畑一面にかれんな花を咲かせる亜麻(7日午前9時45分ごろ、更別村内。新井拓海撮影)

 【更別】村内上更別地区のコタニアグリ(小谷広一社長)の畑で、管内では珍しい亜麻の花が見ごろを迎えている。

 亜麻はかつて繊維用として広く栽培され、栽培ピークの1940年代中ごろには、道内各地でかれんな花が見られた。道によると化学繊維が台頭した60年代に姿を消したが、近年は種子を食用利用するため、一部で栽培が続けられている。

 小谷さんは2010年から栽培を始め、今年は4ヘクタールで作付け。花びらは日の出とともに徐々に開き、昼ごろには散る。翌朝には新たなつぼみから次の花が咲く。開花期は7月中旬まで、まもなく満開となる。

 収穫は8月下旬に行い、乾燥後に食用油を搾り、実は販売する。同社の小谷文子さん(61)は「倒れることなく、実をたくさん付けてほしい」と話していた。生育の状況は同社ホームページで紹介している。(中島佑斗)

関連動画

  • かれんな薄紫 更別で亜麻の花が見ごろ

更新情報

一足早いクリスマスに470人 あおぞら共済

紙面イメージ

紙面イメージ

11.23(土)の紙面

ダウンロード一括(73MB) WEBビューア新機能・操作性UP

日別記事一覧

前の月 2024年11月
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

十勝の市町村

Facebookページ

記事アクセスランキング

  • 昨日
  • 週間
  • 月間

十勝毎日新聞電子版HOME