つくねいも植え付けスタート 池田
【池田】町特産の「つくねいも」の植え付け作業が8日、町内の畑で始まった。まとまった量の「つくねいも」を生産しているのは道内農協ではJA十勝高島(八木英光組合長)だけで、主に高級和菓子の原料や贈答品として関西地方を中心に出荷している。
町内の農家4戸でつくる生産部会では、今季は約7ヘクタールの作付けを予定している。同部会長を務める町高島の上口博貴さん(34)方では、畑の一部約1ヘクタールに作付けする。
この日は上口さんと、母たみ子さん(68)ら3人で作業に当たった。自走式植え付け機に2人が乗り込み、約25センチの間隔で種イモを置き、機械で土をかぶせていった。植え付け作業は12日ごろまで行われる予定。上口さんは「去年に引き続き、今年もいいイモを収穫できれば」と話している。(内形勝也)