防災・減災の取り組みが「3つ星」評価 宮坂建設にレジリエンス表彰
宮坂建設工業(帯広市、宮坂寿文社長)は、防災・減災の取り組みが顕著な企業・団体を表彰する「3つ星レジリエンスカンパニー」に選ばれた。道内企業としては唯一の受賞。
3つ星レジリエンスカンパニーは、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会(東京)が主催し、2015年から毎年表彰を行っている。
同社は16年、同協議会が災害などに強い事業計画を持つ団体などを認証する「レジリエンス認証団体」に選ばれている。「3つ星」は今回初めて設けられた表彰で、11企業、2自治体に贈られた。
表彰式は2月28日、東京で開催。同社の戸松義博副社長が出席した。
同社は地域住民参加型の防災訓練のほか、災害時などに24時間出動態勢を整えており、それらの取り組みが評価された。
同社は「今後も国土強靱(きょうじん)化に対し民間企業として積極的・主体的に取り組みたい」としている。(本田龍之介)