フンベの滝で結氷進む 広尾
【広尾】国道336号(黄金道路)沿いの「フンベの滝」で、水流の凍結が進んでいる。帯広測候所によると、6日朝は広尾で今季一番となる氷点下15・7度まで冷え込み、厳冬期ならではの風景を演出している。
フンベの滝は幅約100メートルにわたり、10メートルほどの高さから地下水が流れ落ちている。今年は例年に比べて雪が少なかったが、1月下旬からまとまって降り、岩肌を白く染めて氷の芸術を引き立たせている。
海沿いの広尾は十勝の内陸部より気温が高い傾向があるが、この日は10日ぶりに氷点下10度以下まで冷え込み、結氷が進んだ。週末などには、カメラやスマートフォンで撮影する人の姿も見られる。(松村智裕)