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95歳で現役スキーヤー 足寄町連盟が表彰 腕前は仲間も脱帽

齊藤会長から表彰を受ける高橋さん(右)

 【足寄】町内の高橋正夫さん(95)が足寄町スキー連盟(齊藤修会長、22人)から生涯スキー奨励賞の表彰を受けた。高橋さんは「趣味としてスキーを続けてよかった」と喜んでいる。

 高橋さんは1924年、桧山管内乙部町生まれ。45歳を迎えたころに「子どもも大きくなったし、自分の健康づくりのために何か始めたい」とスキーを選んだ。この時期から約10年間、同連盟に所属。以降は道内のスキー場巡りを楽しみ、現在でも年間20回近くゲレンデでスキーを楽しんでいる。

 「ホームゲレンデ」というぬかびら源泉郷スキー場をはじめ、札幌や富良野などのスキー場で滑り、スキー仲間たちが「富良野の42度の急斜面をスイスイ滑る」と脱帽するほどの腕前を披露する。高橋さんは「今シーズンも糠平に何度も通いたい」と話す。

 表彰は12月19日、町内の飲食店で開かれた足寄町スキー連盟総会の席上で行われた。齊藤会長が表彰状と寸志を手渡し、「今後もけがのないよう長くスキーを続けてほしい」と話した。(折原徹也)

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