鈴木知事が川西長いも施設を視察
鈴木直道知事は4月30日午後、JA帯広かわにしのナガイモ集出荷貯蔵施設(帯広市別府町)を視察した。知事選の公約に掲げた2023年までの道産品輸出1500億円達成に向け、同JAによるナガイモの海外展開について理解を深めた。
同JAの有塚利宣組合長は管内9JAで生産する「十勝川西長いも」について、品質の国際認証規格「SQF」や衛生管理の国際基準「HACCP」を取得していることを説明。「これ以上ない安全・安心で、高品質な農産物を生産している」と強調した。
鈴木知事は「北海道ブランドのさらなる向上や、国内外に食を売り込んでいく中で、JA帯広かわにしや生産者が取り組んできた流れは先進事例で参考になった」と語った。
鈴木知事は同日午前、大樹町内で予定されていたインターステラテクノロジズ(IST)のロケット打ち上げを見学。打ち上げは延期されが、「日本初の民間での宇宙空間到達という前例なき挑戦を続けることが重要。道としてしっかり支えていく。令和という新しい時代に打ち上げが成功することは良いニュース。期待して見守りたい」と述べた。(津田恭平)