星の絵はがきコンテストに249点 陸別
【陸別】りくべつ宇宙地球科学館・銀河の森天文台(上出洋介館長)が初めて企画した「星の絵はがきコンテスト」で、予想を大きく上回る249点の作品が全国から寄せられた。24日まで同館内で展示している。
同天文台は写真展の公募(A4サイズ)を行ってきたが、はがきサイズの方が応募しやすいと考え、新たに「星の絵はがき」も募ることにした。ホームページや雑誌、全国の科学館にチラシを配布した。
「100点も集まらないのではないか」(中島克仁技師)と予想していたが、計249点が寄せられた。本州からの応募が中心で、遠くは沖縄も。養護学校の子どもたちを含む、幅広い年齢層の思いが届けられた。
グラデーションの入ったレースの布を張り合わせて表現したオーロラ、女の子をモチーフにしたオリジナルキャラクター、星空とともに「今、星を見上げている」とメッセージを添えたデザインなど、いずれも個性あふれる作品ばかり。
コンテストは、展示期間中の来館者が審査する。1人3点を選んでもらい、最優秀1人、優秀賞4人を決める。優秀作品には陸別町の特産品の詰め合わせが贈られる。
天文台の中島克仁技師は「予想を超える応募に驚くとともにうれしい気持ち。プロさながらの素晴らしいデザインもあり、ぜひ見に来てほしい」と話す。開館時間は午後1時~同9時半。月・火曜は休館日。問い合わせは同天文台(0156・27・8100)へ。(津田久美通信員)