確定申告控え警備を強化 帯広税務署
新庁舎となり、誘導員や誘導看板を配置し、スムーズな来署に努める帯広税務署
確定申告の受け付けスタートを１８日に控え、帯広税務署（北濱正已署長）は、駐車場対策を強化している。昨年秋に移転した第２合同庁舎（西５南８）の正規駐車場は現在整備中で、暫定駐車場は狭く、庁舎から離れているため。確定申告の期間中は駐車スペースを大幅に拡大、誘導する警備員数も増強し、スムーズな来署を促す。
庁舎敷地内の駐車場（約７０台分）は１０月末の完成予定で、現在は旧帯広財務事務所（西５南６）の駐車場２０台分で対応している。暫定駐車場は庁舎から離れていることから、庁舎向かいの市役所駐車場を利用したり、路上駐車する人もおり、帯広税務署に問い合わせや苦情が寄せられている。
例年、確定申告の期間中は、多い日で約１５００人が来署。旧庁舎時代から周辺に長い車列ができ、対応に追われた経緯がある。今年は３月１８日まで、暫定駐車場に隣接する旧帯広税務署の駐車場（３６台分）を開放、市役所駐車場に止めないよう、暫定駐車場に誘導する看板を設置し、専用の警備員も配置した。
北濱署長は「今年限りのことなので理解を。時間によって大きな混雑が予想されるため、時間に余裕を見て来署を」と呼び掛けている。（佐藤いづみ）
