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ご当地どんぶり選手権で十勝牛とろ丼が3位

トップ3の記念撮影で左手を高々と挙げる藤田社長(右)

 【東京】全国のご当地食材を使った自慢の丼メニューで人気を競う「第10回全国ご当地どんぶり選手権」の結果発表が20日、会場となった東京ドームで行われた。十勝スロウフード(清水町、藤田惠社長)の「十勝牛とろ丼」は第3位となり、昨年より一つ順位を下げたものの、過去に殿堂入りした三つの丼を上回り、来年のシード権を手にした。

 同選手権は「ふるさと祭り東京2019-日本のまつり・故郷の味」(実行委員会主催)のメインイベントとして実施。今回は過去の選手権で2度グランプリを受賞した三つの「殿堂入りどんぶり(殿丼)」も参戦し、過去最多の18どんぶりで10日間、1杯500円の品を客がどれだけ食べ、投票してくれるかを競い合った。

 7回目の出場で、16、17年に3位、昨年は2位と順位を上げ、今年はトップを目指していた「牛とろ丼」。15日には阿部一男清水町長らも激励のため会場を訪れた。3位という結果を受け、藤田社長は「接戦という感覚はあり、非常に苦しい戦いだったが、殿丼も参戦した中での3位。何とか踏みとどまることができたと思う」とホッとした表情を浮かべた。

 表彰式には、牛とろ丼に力を入れていた清水ドライブイン運営の山下観光社長だった故野崎勝敏さんの写真を抱え、臨んだ。「会場でも温かい声援を掛けていただき、食べ方のアドバイスなどもいただいた。次回はさらにレベルアップしたものを提供できるよう、工夫を重ねていきたい」と来年への意気込みを語った。

 グランプリは「のどぐろ丼」(島根)、2位は「志布志発かごしま黒豚三昧」(鹿児島)だった。
(植木康則)

関連写真

  • ふるさと祭り東京のナビゲーター・EXILEの橘ケンチさんから銅の丼を受け取り握手を交わす藤田社長

    ふるさと祭り東京のナビゲーター・EXILEの橘ケンチさんから銅の丼を受け取り握手を交わす藤田社長

  • 3位となり、インタビューを受ける藤田社長

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