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晩秋の十勝駆け抜ける フードバレーとかちマラソン

号砲とともに市内中心部を一斉にスタートするランナー(28日午前9時すぎ、新井拓海撮影)

 道内の今シーズン最後となる公認マラソン大会「2018フードバレーとかちマラソン」(実行委員会主催、十勝毎日新聞社など共催)が28日午前、帯広市内を舞台に行われた。7回目となる今回は管内外から4836人が出場。ハーフ総合男子は1時間5分32秒で自身が持つ大会記録を2年ぶりに更新した遠藤靖士さん(30)=札幌市=が2年ぶりに制した。管内トップは1時間8分35秒で2位の福島弦太さん(34)=帯広市。同女子は1時間21分3秒で三橋理恵さん(39)=帯広市=が優勝。地元勢の優勝は3年ぶり。

 前日に雨をもたらした寒冷前線が通過し、28日の十勝地方はすがすがしい十勝晴れとなった。男女合わせて2642人が出場したハーフスタートの午前9時の帯広の気温は10・6度。藤丸前を出発して白樺通やアルバータ通などを走り、帯広の森で折り返し、ゴールの中央公園を目指した。

 5キロは同9時15分、2・5キロは同9時25分、親子ファミリーは同9時半にそれぞれスタート。紅葉となった秋色の市内を駆け抜けた。

 大会を支えるボランティアは約720人が集まった。沿道にはスポーツドリンクなどを提供する給水所が設置されたほか、応援の市民らが大勢集まり声援を送った。

 ハーフ総合男子で優勝した遠藤さんは「秋晴れで気持ち良く走れた。狙っていた大会新を更新できてうれしい。来年も連覇を目指して頑張ります」と力強く語った。(藤島諒司)


◆フードバレーとかちマラソン大会について
2018フードバレーとかちマラソン大会-公式ホームページ
2018フードバレーとかちマラソン大会-十勝毎日新聞電子版特設ページ【完走者の記録掲載】

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関連写真

  • ハーフ総合男子優勝の遠藤さん

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  • ハーフ総合女子優勝の三橋さん

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