帯広で初霜、初氷
十勝地方は18日朝、上空に寒気が入り、晴れて地表の熱が奪われる放射冷却の影響で冷え込んだ。最低気温は最も低い陸別で氷点下2・8度など、観測19地点中18地点で今季最低を更新した。帯広では初霜と初氷を観測。初霜は平年より9日、前年より19日遅かった。
帯広の最低気温は、平年より3度低い1・3度だった。初氷は平年より5日、前年より4日遅い。初氷の観測は今季、帯広が全国で最も早かった。幕別町途別では道路脇のフキが、帯広市桜木町では収穫を待つビートなどが霜に覆われた。
帯広測候所によると、19日も冷え込み、帯広の予想最低気温は1度。引き続き、霜や低温への注意が必要になる。(池谷智仁)