停電の順次復旧で金融機関も一部営業再開
十勝管内の一部で停電が復旧したのを受け、金融機関でも7日、一部の店舗営業やATMの稼働を再開している。
帯広信用金庫では全体の半数にあたる中央など市内3支店を含めた16支店で7日、通常営業を再開。32カ所にある店外ATMは市役所や帯広協会病院(以上・帯広)、めむろーど(芽室)など9カ所で同じく7日から稼働した(いずれも午前時点)。「6日は緊急対応だったが、少し復旧が進んだ。通常営業していない店舗も窓口は開け、近くの店舗に誘導するようにしている」(経営企画部)という。
十勝信用組合でも8本支店のうち、西支店(帯広)と上士幌支店で営業を再開したが、ATMの稼働時間は2店とも通常より短縮している。
北洋銀行は午前11時現在、帯広南と柏林台、帯広西、幕別、本別の5支店が7日から通常営業。自家発電対応の帯広中央、清水、池田の3支店は一部業務のみの営業で、店舗内ATMも時間制限されている。北海道銀行も午前9時半現在、芽室と広尾、足寄、西五条、帯広西の5支店で営業、帯広支店は自家発電で営業している。両行とも「状況によっては営業を中止する場合がある」としている。(佐藤いづみ)