歳暮商戦スタート 藤丸で出陣式
年末の歳暮商戦スタートに合わせ、藤丸(藤本長章社長)は2日午前9時10分から「出陣式」を行った。藤本社長を先頭に、三井幹雄取締役営業部長の発声で従業員ら約130人が拳を上げ、「頑張ろう」と気合いを入れた。
藤本社長は「昨年12月に再生プロジェクトが立ち上がり、地域とのパイプをいかに太くするかに力を注いできた。その成果がまさに試されている。最大の商戦に全力で取り組もう」と述べた。
商戦売り上げ目標を前年実績比2%増の1億4400万円に設定。この日は7階にギフトセンターも開設し、23日からは売り場を拡大する計画で、12月22日まで展開する。カタログ掲載だけで800アイテム以上を用意した。
十勝の商材詰め合わせの「とかち小箱」シリーズで今回限定100セットの「ふるさと便」(6300円)など地場アイテムも1割以上増やした。12月1日からは、1万500円分の商品券を1万円で販売する独自のプレミアム商品券を売り出し、歳暮商戦の活性化を図る考え。
歳暮特設コーナーはイオン帯広店が10月18日から、イトーヨーカドー帯広店でも10月25日からそれぞれ開設している。(佐藤いづみ)