幕別中1年生が江陵高の授業見学
【幕別】幕別中学校(式見貴美穂校長、生徒103人)の1年生30人が26日、町内の江陵高校(鈴木譲二校長)を訪れ、高校の授業の様子などを見学した。
1年生が高校に足を運ぶ「高校訪問」は初の試み。中学生の早い段階で進路設計への関心を高めてもらうことが目的。
生徒たちは江陵高校の図書館で同校の学科の特徴や部活動などについて説明を受けた後、福祉科と普通科の各1年生の授業を見学。実習室にも足を運び、福祉科2年生が介護者役と被介護者役に分かれて衣服の着脱介助を行う実習を間近で見た。
質疑応答では「卒業後の進路は」「幕別高校と統合するとどうなりますか」などの質問があった。見学した平崎伯篤(はくと)君(12)は「福祉科の実習などを実際に見て参考になった。進路学習につなげて将来のことを考えたい」と話していた。(松村智裕)