期待胸に166人がキャンパスへ 帯広大谷短大で入学式
【音更】帯広大谷短期大学(田中厚一学長)の第58回入学式が3日午前10時から、同短大体育館で開かれた。3学科の新入学生計166人が学生生活の新たなスタートを切った。
今年度の新入学生は地域教養学科32人、生活科学科栄養士課程31人、社会福祉科子ども福祉専攻71人、同科介護福祉専攻32人。
式には来賓や保護者、教職員ら約250人が出席。一人ひとりの名前が呼ばれた後、新入学生を代表して地域教養学科の岡本健嗣さん(18)=音更高校卒=が「建学の精神にのっとり、勉学に励むとともに、充実した学生生活を送ります」と宣誓した。
田中学長は「勉強やサークル活動、ボランティアなどに多くを期待してください。教職員も精いっぱい支援します」と式辞を述べ、同短大を運営する学校法人帯広大谷学園の伊藤篤理事長が「2年間の限られた時間の中で、人間として生きていく方向を見いだしてほしい」とあいさつした。来賓の但馬弘真宗大谷派宗務総長(代読)、佐藤和也町議会議長が祝辞を述べた。
(鈴木裕之)