芝田山親方が監修 「食べる甘酒」 22日に新発売
大相撲の芝田山親方(第62代横綱大乃国)=芽室町出身=が監修した、甘酒のスイーツ「スプーンで食べる甘酒」2種が22日、一正蒲鉾(=かまぼこ、本社新潟市)から発売される。「スイーツ親方」として知られる芝田山親方が風味や食感にこだわった品で、「おやつ、食後のデザートにぴったり」と話している。
芝田山親方は甘党美食家として、これまでも大手コンビニチェーンの通販向けスイーツなどを監修した。同社は昨年8月に親方監修のレトルトちゃんこ鍋を発売し好評なことから、「親方得意の“土俵”での商品を」と、デザートの監修を依頼した。試作品製作と親方の試食を繰り返し、約半年かけて商品化した。
当初は主に米こうじを使ったが、親方から本来の甘酒の風味やコク不足を指摘された。酒かすの量を微妙に調整し、アルコール度数0・7%未満という絶妙の値に仕上げた。美容、健康面から女性を中心とした甘酒人気も受け、1個当たり80キロカロリーに抑えた。親方も「舌触りの良さも理想通り」と満足そうに語る。
各1個90グラム入りで、希望小売価格は148円(税抜き)。全国のスーパーなどの他、同社のオンラインショップなどでも扱う。
(原山知寿子)
◆「スイーツ親方監修 スプーンで食べる甘酒」について
・スプーンで食べる甘酒のプレスリリース-一正蒲鉾公式ホームページ