鉢呂参院議員が被災地視察
民進党の鉢呂吉雄参院議員(道選挙区)が19日、帯広、清水、広尾を訪れ、台風10号による被害の状況を視察した。
鉢呂氏は同党の災害対策本部の幹事。同党十勝の石川知裕代表代理、三津丈夫、佐々木恵美子両道議が同行した。堤防決壊で浸水した帯広市中島町の農地や、清水町で被災した酪農家、広尾の漁業被害などを見て回った。
鉢呂氏は「農地が広範囲にやられており、来春に間に合わせるためには、国の査定を待たずに災害復旧事業に取りかかれる『査定前着工』を活用すべきだ」と指摘。「そのためには調査・設計する技術者が足りないので、被災していない自治体や土地開発公社などの職員、OBの応援を求めたい」と述べた。
(丹羽恭太)