いちごのラーメン、秘密は店名に…「カフェいちご」 まちマイ本別
道の駅ステラ★ほんべつ隣にある「カフェいちご」(町北2、鈴木悦子店主)。午前0時まで営業し、アルコールも置く同店は、親不幸通りの“卒業生”だ。
2005年にオープン、現在地に移転する昨年4月まで同通りで営業。店主の悦子さん(66)は「親不幸通りだと知らないで出店してね。要望を受け、ビールやカラオケを置くようになり、閉店時間も延長した。夜中でもランチサービスを始めた」と振り返る。それまでは、本別高野球部員たちを下宿させていた。
イチオシメニューは「いちごの醤油ラーメン」(700円)。夫・義治さん(68)が豚バラと生醤油で作るオリジナルスープが自慢だ。「飲んだ後、締めに食べる常連さんも。いちごは入っていません」と悦子さん。
店名から「イチゴを使ったメニューは?」と聞かれることも多いが、現在はソーダとフロートだけ。悦子さんは「今後も増やすつもりはないが、いつか店の周りにいちごの苗を植え、イチゴ狩りを展開したい」と笑顔を見せた。(石田宇郎)
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