帯畜大生ら、高校生ボウリング大会「ハイ・ボウル」企画
帯畜大の学生らが企画した十勝初の高校生ボウリング大会「ハイ・ボウル」が来年1月10日、帯広市内のスズランボウル(稲田町南8線西12)でスタートする。ボウリングを盛り上げたいとの思いから大会を企画、主催する「ちくだいKIP students」の阿部拓馬部長(帯畜大畜産学部2年)は「楽しさを若い人に伝え、マイナーなイメージを払拭(ふっしょく)したい。ぜひ十勝一の高校生ボウラーを目指して」と参加を呼び掛けている。
同団体は、体操教室を主体にスポーツの普及などに取り組んでいる総合型地域コミュニティー団体「ちくだいKIP」(山田共彦代表理事=帯畜大卒)内の組織。市ボウリング協会(作田克博会長)とスズランボウルから「ボウリングを盛り上げてほしい」と要望を受け、帯畜大生らが活性化策を協議。若者の情報発信力に注目し、高校生を対象とすることに決めた。
同ボウルで今月3日、関係者が集まって会議を開き概要を決めた。名称はハイスクールやハイスコアにちなんだ「ハイ・ボウル」に。高校生3~4人を1チームとし、来年1月10日から3月6日までが予選期間。チーム登録した選手は何度でも来場し、自身のスコアを更新することができる。チーム全員の平均点を競い、上位8チームが3月13日の決勝トーナメントに進出する。予選の参加費は1人1回500円(貸し靴代込み)で追加ゲームは350円と、通常料金より割安に設定した。
1位チームの景品は東京ディズニーリゾートのパスポートと宿泊券に決定。ちくだいKIPの村田浩一郎理事(帯畜大准教授)は「SNS(インターネットの交流サイト)なども活用し、大会を発信したい。定期的な大会となれば」とし、「スポーツの盛り上げに今後も協力したい」と話している。
大会への参加は予選期間中に同ボウルへ直接申し込む。問い合わせは同ボウル(0155・49・2323)へ。(松村智裕)