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帯農「あぐりす」開店

そろいの黄色のジャンパーを着て、丁寧に接客する帯広農業高校の生徒たち

 帯広農業高校(岡本幹也校長、生徒597人)のアンテナショップ「あぐりす」が15日、今季の営業を始めた。開店前から多くの市民が並び、生徒が生産・加工した農畜産物を買い求めた。

 「あぐりす」は生徒が生産から販売まで経験することで、消費者の声を拾ったり、同校を地域住民にPRしたりするため10年前に始まった。春から秋にかけて13回程度、同校敷地内の帯農記念館に店を出している。

 今年度第1回のこの日は花や鶏卵、パウンドケーキなどを出品。物によっては開店10分足らずで売り切れる盛況ぶりだった。

 近所に住む主婦(54)は開店50分前から並んで目当ての卵を購入。「ここの卵は新鮮でプリッとしていてものすごくおいしい。ジャムなどもおいしいので、今年も毎回来たい」と話していた。

 初めて参加した安藤朱生(しゅう)さん(酪農科学科1年)は「お客さんとのコミュニケーションの大切さを感じた。お客さんに売る物を育てているという意識を大切に、実習などを頑張っていきたい」と、販売経験から収穫を得た様子。

 次回は29日午後4時からの予定。その後の販売予定日など詳細は同校ホームページで案内している。問い合わせは同校(0155・48・3051)へ。(丹羽恭太)

関連写真

  • 帯農「あぐりす」開店  2

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  • 帯農「あぐりす」開店  3

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  • 笑顔で接客する生徒

    笑顔で接客する生徒

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