幕別発祥PGボールで巨大モザイク画に挑戦 幕別
【幕別】札内南小学校(横山利幸校長、児童625人)の5年3組の児童36人が20日、町発祥のパークゴルフ(PG)のボールを使い、縦1・8メートル、横2・7メートルの巨大モザイク画を完成させた。日本パークゴルフ協会(本部幕別)の堂前芳昭常務は「こうした取り組みは聞いたことがない」としており、同校はギネス記録に申請する。
使用したボールは計1350個。町PG協会が呼び掛け、愛好者から寄贈されたものが大半だが、児童自身も集めた。
同協会認定の「クマゲラマーク」とクラスの象徴の「太陽(SUN=3組)」などを配したデザインで、3枚に分割して作業。グループごとに話し合いながら、黄色や白などのボールを木枠に貼り付けた。馬渕空さんと富田友吾君は「大変だったけど、満足いく作品ができた」と笑顔。担任の細田泰稔教諭は「子供たちの頑張りと多くの協力で完成できた」と話した。
同校5年生は総合的な学習の時間で「ギネスに挑戦」をテーマに設定している。(佐藤いづみ)