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銀河線弁当が暫定復活 陸別

特製「りくべつ鉄道弁当」と浜田料理長

 【陸別】2006年4月のふるさと銀河線運行最終日に、陸別駅構内で販売された「特製ふるさと銀河線弁当」が、「りくべつ鉄道弁当」に名前を変えて8年半ぶりに復活した。駅弁を作った浜田旅館(町大通2、浜田始社長)の浜田正志料理長(34)は「『りくべつ鉄道』を応援するために、要請があれば今後もつくりたい」と話している。

 「特製ふるさと銀河線弁当」は同年4月20日、同駅で行われた廃線セレモニーに合わせて、浜田始社長が考案し、この日だけ限定販売した。同駅を発着する最終列車に乗り込む鉄道ファンなどが購入した。

 今回、石北本線利活用推進連絡会(北見市)が11日の「鉄道の日」に「りくべつ鉄道親子運転体験ツアー」を企画したのに合わせ、同鉄道事務局の町商工会が製造を依頼した。

 正志料理長が当時の駅弁の食材やレイアウトなどを始社長から聞き取り、可能な限り再現した。

 弁当箱の中のご飯の部分を列車の車両に見立て、下部分に陸別産のフキを載せ、星形のニンジンとたくあんを添えた。おかずのメーンは陸別産シカ肉のメンチカツとし、郷土色を打ち出した。包装には現行の車両写真と「りくべつ鉄道弁当」の文字を印刷した。

 ツアーには約40人が参加、特製の駅弁を食べた30代の女性は「デザインがかわいらしく、特にシカ肉のメンチカツがおいしかった。子供も大人も楽しめます」と高く評価した。
(鈴木裕之)

  

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