地場食材で67メートルピザ 芽室中・親子レク
【芽室】芽室中学校(永井勝正校長、生徒428人)の2年生と保護者、教職員ら総勢200人が23日、同校南側の芝生で長さ67メートルのピザ作りに挑戦した。まちおこし団体「十勝ピザ立国チーム」(岩田博樹代表)や地元企業・団体の支援を得て焼き上げ、十勝産の食材を使った“ロングピザ”に舌鼓を打った。
保護者が中心となって企画する学年親子レクの一環で、「地場食材で長いピザを作ろう」をテーマに4クラス合同で実施。学校教育法施行に伴って新制中学校が誕生して今年で67年を迎えることから、長さを67メートルに設定した。その際に具材として、明治十勝工場からモッツァレラチーズ20キロ、十勝芽室コーン炒飯地域活性化協議会からコーン10キロ、芽室町内の農産物直売所「めむろファーマーズマーケット愛菜屋」から野菜10キロの提供を受けた。
事前に生徒が半焼きにした状態で用意していたピザ生地を使用し、トマトソースの上にタマネギやピーマン、チーズ、コーンを自由にトッピング。岩田代表の掛け声に合わせ、生徒や保護者が協力し合いながら長い生地を載せた金網を滑らせ、同チームが設置した移動式石窯に入れて約2時間かけて焼き上げた。
完成後は全員で万歳三唱し、出来上がったピザを試食。参加した今井亮介君(13)は「大変だったけど、おいしかったから満足。機会があればまた挑戦したいです」と話していた。(小縣大輝)