気温上がりタンポポ咲く あす夜は雪の予報
春の日差しを浴びるタンポポの花（午前１０時４０分ごろ、幕別町豊岡で。塩原真撮影）
十勝地方は２９日、高気圧に覆われ、晴れて気温が上昇した。正午までの最高気温は帯広で１５・７度など各地で４月下旬並みの暖かさとなった。
帯広測候所によると、その他の地点の最高気温（同日正午現在）は足寄と豊頃町大津が１５・６度、池田が１５・２度、浦幌が１５・１度など。大津では２００８年に記録した３月の観測史上最高１２・９度を２・７度更新した。
ぽかぽか陽気に誘われて、早くも開花するタンポポも見られた。幕別町豊岡の町道脇では、日当たりの良い一画で数輪が黄色い花弁を広げ、風にそよいでいた。
３０日は本州方面から気圧の谷が近付く見込みで、十勝地方は夜から雪の予報となっている。帯広の最高気温は６度、最低気温は１度の予想。（丹羽恭太）
