4商品を審査 清水・ペケレベツブランド認定
【清水】ペケレベツ情熱会議(パッションミーティング)」(鈴木孝寿会長)は20日、初めての「ペケレベツブランド」認定審査委員会を開いた。町内産原料にこだわった4商品が出品され、試食や審査委員との質疑応答などで厳正な審査を受けた。
町内産品のブランド認定制度を目指してきた同会議は2012年に町民有志で設立。町内の素材を主原料として使い、清水らしさを表現し、安心・安全・健康に配慮しているなどの認定基準を策定してきた。
初回は1月末から町内でトライアル販売してきた「しみずぽっちぃー」(えびすや菓子舗)、「プレミアムヘルシーブレッド」(アンディ)、豆乳黒豆美肌シフォン(ぐっち工房)、アスパラプリン(あすなろファーミング)を審査した。 審査委員は、浅野裕紀さん(東京、食彩塾主宰)、本間綾子さん(札幌、リクルート北海道じゃらん編集部)、藤王千春さん(帯広、野菜ソムリエ)が務め、申請事業者が商品のこだわりなどについて説明。審査委員からは素材の品種や含まれる成分、価格設定などについて質問があった。
委員は10のチェック項目を3段階で評価し、認証の可否をそれぞれ判断。委員の6割以上が「認定する」とした場合に認定となる。審査結果は28日の第9回会議で発表され、認定証の授与も行う。鈴木会長は「事業者から申請を募り、ブランド商品を増やしていきたい」と話している。
(古川雄介)