毛ガニ試験操業スタート 十勝港で初水揚げ
【広尾】毛ガニの試験操業が十勝沿岸で始まり、25日に広尾、大樹で初水揚げされた。冬の食卓を彩る“真打ち”の登場に、港は活気づいた。
十勝の毛ガニ漁は密漁の横行で資源が減少。2004、05年には休漁に追い込まれている。06年から試験操業として再開し、現在に至っている。
今年は広尾9隻、大樹3隻、大津6隻が着漁。十勝港では、23日に仕掛けたかごから漁獲した漁船が午前9時15分ごろから続々と寄港し、鮮やかに赤く染まる毛ガニを市場に運び込んだ。
同港の初日の水揚げ量は約1・8トン。大ぶりなものが比較的多く、価格も1キロ当たり3158~3556円と昨年比約3割増しの高値で取り引きされた。漁業者は「量も大きさも上々」と話していた。
広尾漁協青年部(阿部牧郎部長)は12月1日午前10時ごろから、同漁協冷凍冷蔵施設前で毛ガニ大釜ゆでの実演販売を行う。また、同8日午前9時からはシーサイドパーク広尾で町内の冬の最大イベント「第44回毛がにまつり」が開かれる。
(関根弘貴)