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まちマイ広尾編 独自の中高一貫教育

中高一貫教育を実践している3校長。加藤校長、岩田校長、太田校長(左から)

 広尾町では2006年度から、広尾、豊似両中学校と広尾高校で「連携型中高一貫教育」を行っている。十勝管内では鹿追町に次いで2番目。(1)確かな学力を身に付け、自ら学び、自ら考える生徒(2)豊かな人間性や社会性を育み、自己実現に努力する生徒(3)地域に学び、地域に貢献する生徒-を育てるため、地域の教育力を結集している。

 多彩な取り組みの中で3校の校長が共通のメリットとして挙げるのが相互乗り入れ授業。年に数回、高校(中学校)教員が中学校(高校)で登壇したり、高校生がチューター(補佐)として体育、数学の授業に参加したりしている。

 広尾中の太田昭弘、豊似中の加藤健一両校長は「中学教員とは視点が異なる高校の先生の授業に、中学生は刺激を受けている」と声をそろえる。高校の岩田一郎校長は「高校教員の授業力の向上に役立っている」と効果を実感している。

 間もなく導入10年。「広尾の子供は広尾で育てる」ため、学校間の縦の連携だけではなく、地域や企業など横の連携も一層深めていく。(関根弘貴)

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