北海道ホテル中庭にイルミネーション 東京の会社とコラボ 光と音の演出で刷新
帯広市内の北海道ホテル(西7南19)の中庭で6日、冬季恒例のイルミネーション企画が始まった。例年は同ホテル単独で行ってきたが、今年はITコンサルティング企業のティーアンドエス(東京)と関連会社IMSF(同)との共同開催として刷新した。これまでの“眺めるイルミネーション”と異なり、歩きながら音・映像・光を全身で感じる体験型演出となった。(児玉未知佳)
ティーアンドエスが今年帯広にオフィスを構えたことや、同ホテルが7月にグランドオープン30周年を迎えた節目に合わせて企画した。
光と音の芸術空間を目指し、「希望」をテーマに演出した。極寒の大地で春を待つ生命をイメージし、呼吸するように点滅する「光の樹」のほか、音響演出やプロジェクション、シマエナガやツルなど十勝の動物を模したオブジェも配置した。
プランナーを担当したティーアンドエスの小貫莉奈さん(24)は「希望を感じ、前向きな気持ちを持ち帰ってもらえる体験にしたい」と話し、北海道ホテルマネジメント戦略部の山崎隆弘部長は「散策コースも整備予定。新しい姿のイルミネーション企画を楽しんでほしい」と呼び掛ける。
ホテル利用者だけでなく一般来場も可能。一般客はフロントを経由して中庭に入る。3月末まで。
北海道ホテル中庭にイルミネーション















