特産農産物でコロナ乗り越えて 市内飲食店に寄贈 JA帯広大正
JA帯広大正(吉田伸行組合長)は18日、新型コロナウイルスの影響を受ける飲食店を激励するため、帯広市内の飲食店4カ所に特産の「大正メークイン」「大正長いも」、加工品「大正メークインでつくったじゃがバター」を寄贈した。
大正メークインを原料に開発した地ビール「おいものおもい」を取り扱う4店に対し「メークイン」と「長いも」はそれぞれ20キロずつ、「じゃがバター」は100個贈呈した。同JAでは青年部も1月、「おいものおもい」各10リットルを4店に寄贈している。
18日は吉田組合長らが飲食店を訪問。ニューセレクショングループ(帯広、西川幸孝社長)が経営する「炭火焼鶏×デザート こてつ」(西18南5)では、店の前で吉田組合長が西川社長らに農産物を手渡した。
吉田組合長は「いつも地元食材を大切に使ってもらっているので、協力したい」とし、西川社長は「素晴らしい食材をいただいた。おいしさをダイレクトに味わってもらえるよう提供したい」と感謝していた。
同社は経営する他の店舗も含め、4月から「大正フェア」と銘打って今回の食材を活用する予定。(中島佑斗)