台風復旧支援 道知事に要請 JR北海道
【札幌】JR北海道の島田修社長は7日、道庁を訪れ、高橋はるみ知事に台風10号による鉄道の被害状況を説明した。島田社長は「JR発足以来、最大の自然災害被害。速やかな復旧工事にあらゆる支援を」と求めた。
島田社長は新得駅構内の下新得川の橋梁(きょうりょう)被害について、上流の砂防ダムが土砂で埋まったことで濁流が発生した上、川の流れが変わったため土手ごと橋が流失したと説明した。
新得-清水間の第1佐幌川橋梁や清水-羽帯間の清水川橋梁はいずれも河川中央にあった橋脚が流され、橋桁も流出。橋脚や橋桁を建て直す場合は時間を要するとした。(道下恵次)