うっすら雪化粧
峠はもう冬 三国で積雪
上空に強い寒気が入った影響で7日朝の十勝地方は冷え込み、上士幌町の三国峠など山沿いの各地で今季初の雪が確認された。最低気温が最も低かったのは上士幌町糠平の1・4度と、冬の足音が近づいている。
帯広測候所によると、最低気温は糠平の他、足寄1・7度、本別と中札内村上札内2・1度などと平年より1~3度程度低くなった。帯広は平年より1度低い5・8度。
午前5時ごろの国道273号三国峠は白の世界に一変し、道路脇の草などが3センチ程度の雪で覆われた。帯広開発建設部は今シーズン初の積雪を確認し、除雪車を出動させた。三国峠での積雪確認は昨年より1日、平年より1週間程度早い。同部は峠を通行する場合は、冬タイヤに履き替えるよう呼び掛けている。
3連休初日の8日の十勝地方は、低気圧や前線が近づく影響で夜に雨が降る予想。9、10日は晴れが期待できるが、再び寒気が入り込み、峠などでは雪の可能性がある。(池谷智仁)