“銀河連邦”本部から大樹へ 相模原市議会 航空宇宙実験場など視察
【大樹】神奈川県の相模原市議会(岸浪孝志議長)が3、4の両日、視察のため来町した。町が来年4月に加盟予定の「銀河連邦」の本部が同市にあることから実現。視察団は伏見悦夫町長らと懇談したほか、大樹航空宇宙実験場などを見て回った。
銀河連邦は1987年、宇宙科学研究所(当時、ISAS)=現JAXA宇宙科学研究本部=の研究施設がある全国4市1町の交流を目的に発足。宇宙科学知識の普及や子供交流事業、自治体行事での特産物即売会などを展開している。
来町したのは、同市議会の与党会派「新政クラブ」(久保田義則会長)の議員10人。初日は町役場で伏見町長や町議らと懇談。伏見町長は「銀河連邦加盟によって大きな効果がある。宇宙を通じ、いろいろな活動を進めたい」とあいさつ。銀河連邦や議会活性化、合併問題などについて意見交換したほか、久保田会長が伏見町長に加山俊夫相模原市長の親書を手渡した。
久保田会長は「大樹町は人柄がいいイメージ。新たに銀河連邦に加盟することで、経済効果も期待できる」と話していた。
(佐藤圭史)