飛行船「チョッピー号」 大樹の空に20日夕飛来
【大樹】大樹町上空に20日夕、全長40メートルの飛行船が舞う。有限会社エアロノーツ(本社東京、市吉三郎社長)の飛行船「チョッピー号」が機体点検と梱包(こんぽう)を目的に、町多目的航空公園に着陸するため。
同飛行船は広告用で、機体には「NISSEN」の文字が書かれている。18日まで札幌周辺で宣伝活動し、20日は苫小牧から海岸線に沿って大樹町に到着する。
町の上空を飛行船が飛ぶのは、独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA、本部東京)が「成層圏プラットフォーム」の定点滞空飛行試験を行った2004年以来。市吉社長は「大樹は大型飛行船用の非常に素晴らしい格納庫がある。大樹でのイベントはないが、市街地をゆっくり移動する様子を見てほしい」と話している。町への到着予定時間は20日午後3時−同4時ごろ。悪天候の場合は翌日に変更することもある。
(松村智裕)