十勝の地名入りナンバー交付開始 関係者がセレモニー
国土交通省は7日、管内18町村の自動車を対象に「十勝ナンバー」の交付を始めた。同日午前9時から道運輸局帯広運輸支局で、交付開始を祝うセレモニーが開かれた。
十勝ナンバーは管内の認知度向上を目指し、十勝町村会が2022年から導入に向けて検討を進めてきた。図柄入りナンバーもあり、デザインは公募で栗田政一さん(音更町)の作品を採用。上空から見渡す十勝平野に宇宙船、ワイン城、ゲートボールなど18町村の特徴が描かれている。
セレモニーには十勝町村会の竹中貢会長(上士幌町長)、帯広運輸支局の辻榮敏文支局長ら約20人が参加。竹中会長が上士幌町の公用車に図柄入りナンバーを取り付けた。竹中会長は「十勝を象徴するナンバーが交付され、とてもうれしい。十勝を宣伝する上で非常に効果があるだろう」と述べた。
この日、図柄入りナンバーの交付を受けた士幌町の自営業川崎康さん(49)は「十勝が大好きなので、この地名を付けて走れることがうれしい。あちこち回ってアピールしたい」と笑顔だった。
18町村などで構成する十勝版図柄入りナンバープレート推進協議会は、図柄入りナンバーの交付目標を年間1000台としている。(山田夏航)
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