火事の危険性、劇で園児に 市女性消防団「桜華分団」
帯広市の女性消防団「桜華分団」(秋元小夜子団長)は24日、市内の帯広藤幼稚園(和泉有子園長)で防火演劇を行った。消防団員が火や煙を演じて、火事の怖さを伝えた。
春の火災予防運動(20~30日)に合わせた取り組み。計6カ所の幼稚園・保育園で行われ、この日は帯広藤幼稚園を団員10人らが訪問。3~5歳の園児67人に劇を披露した。
劇は、子どもが家で留守番中にライターを使って遊んでしまい、火事が発生するという内容。園児たちは、火遊びの危険性や、火事が起きたらすぐ外に逃げること、大きな声で知らせることを学んだ。
劇を見た実本芽ちゃん(5)は「煙の中では体を小さくして外に逃げることを、帰ったら家族に教えてあげる」と話した。(青池楽)